精油の使用期限はどのくらい? 保管方法と期限切れ精油の利用方法もご紹介

最終更新: 9月22日

お客様にアロマセラピーについてのご使用経験などをよくお伺いしますが、その際のお話の中でこのご質問をよく頂きます。


サロン以外でもアロマセラピーを楽しく安全に役立てて頂きたいので、ちょっと詳しくご説明します。そして古くなった精油の利用方法もご紹介しますので、是非最後までお付き合いください。



●使用期限の目安


未開封の精油は、精油瓶やパッケージに書かれている使用期限内という事になりますが、こういった記載のないような精油は購入しないようにして下さいね。


そして、開封後は一般的に1~2年とされていますが、例外もあります。以下に例がについて説明します。


リモネンを多く含む柑橘系精油、ピネンを多く含むサイプレスやジュニパー・パインなど、アルデヒド類を多く含むレモングラスやメリッサなどは劣化が速いため、開封後6か月~1年以内に使用してください。


ちょっと専門的になりますが、これらの精油成分は酸素を欲しがる(結合したい)構造をしているために酸素と結びつきやすい=酸化しやすいというわけなんです。


また粘性の高いミルラ・ベチバー・パチュリ・サンダルウッドなどは3~4年くらいは使用が可能とされています。


ですがこの期間は精油瓶の蓋を開ける使用頻度によっても変わってきます。

期限内でも香りを確認して変化を確認したら、特にお肌への使用は中止してくださいね。



●精油の保管方法


精油を劣化させる要素は酸素だけでなく、日光・高温(急激な温度変化)も挙げられます。

精油は濃い色のガラス瓶に入っていると思いますが、これは「遮光瓶」といって紫外線を防ぐために使用されています。

ご自身でブレンド精油などを作るために移し替える際にも、必ずこの遮光瓶をお使いください。


また精油は涼しい場所での保管が基本です。ですので温度変化の少ない木製の箱にいれて保管してください。冷蔵庫で保管すると長持ちしますが、精油によっては粘性が増したり固まったりしますので、その際は室温に戻してから使用してください。暑い時期に長期間家を空ける場合などは、冷蔵庫での保管も検討されるといいと思います。


間違ってもお菓子が入っていたアルミ缶などの、金属製の箱に保管しないでくださいね。炎天下で車の中が異常に暑くなるように、金属の箱の中は温度上昇が激しいので急激に精油が劣化してしまう恐れがあります。



●期限内に使い切るための対策


サロンのように頻繁に精油を使用している場合はあまり期限が切れてしまうことは無いかもしれませんが、ご家庭でたくさんの種類の精油をお持ちだと、ちょっと使用期限が気になってくることもあるかと思います。


そこで使用期限内に使い切るためのコツとして、初めて購入する精油や使用頻度があまり高くない精油については、5ml以下の少量の瓶をお選び頂くのがよいかと思います。


もちろん量が多い方がお値段的にはお得なんですが、せっかくの精油を劣化させてしまってはとてももったいないですよね。常に新鮮な精油をお使いいただけるよう購入の時から使用頻度を意識して容量を選んでみて下さい。


そして一度開封したら勿体ぶらずに積極的に使って、常に新鮮な精油をご利用くださいね。


●期限切れ精油の利用方法


写真のように精油を数滴と無水エタノールを混ぜて、お手製インセンスを作ってみましょう!


無水エタノールは薬局で購入できますので、とても簡単です。


瓶に竹ひごや竹串などを刺せば完成です。細めの口の瓶を選ぶと、瓶からの直接的な蒸発が防げますのでいいかと思います。


瓶を置く時は、風が入ったり体が触れにくい場所を選んで、倒さないように注意してくださいね。


また精油は殺菌作用のあるものも多く存在しますので、床掃除の際にぞうきんを絞るお水に数滴の精油を垂らして、使用する方法もおすすめです。とてもすっきりした気分でお掃除を終えることが出来るかと思います。


ティッシュに精油を垂らしたものを掃除機に吸わせてから掃除機をかける方法もよく紹介されていますが、最近の掃除機は性能が高まり、排気される空気がかなり脱臭されているように思うので、あまり排気のにおいが気になることも少ないかもしれませんが、もし気になるようでしたら是非試してみて下さい。



如何でしたでしょうか?長くなりましたがお役に立てましたでしょうか?

もし、期限切れ精油をこんな風に使ってるよ!という案がございましたら、お気軽にコメントをお寄せください。

949回の閲覧